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大山周辺の
観光スポット完全ガイド

鳥取県西部に位置する大山(だいせん)は、標高1,729mの中国地方最高峰であり、ユネスコが認定した大山隠岐国立公園の核心部をなす山岳地帯です。Scène(セヌ)は大山の北麓・標高約600mに位置し、大山寺参道まで徒歩10分以内。この記事では、Scèneを宿泊の拠点として、大山山麓から境港・米子・皆生温泉まで車で30〜60分圏内の主要観光スポットを距離・所要時間・見どころとともに紹介します。

大山山麓エリア — Scèneから徒歩・車10分圏内

大山参道・大山寺(だいせんじ)

大山寺は奈良時代の718年(養老2年)に金蓮上人によって開創された天台宗の古刹で、かつて僧兵3,000人を有した山陰最大の寺院です。Scèneから大山参道の石畳を歩いておよそ10分(距離約700m)で仁王門に到達します。参道の両脇には樹齢数百年のスギが立ち並び、その荘厳な雰囲気は四季折々に変化します。秋(10月下旬〜11月上旬)のモミジやブナの紅葉は特に美しく、参道全体がオレンジと金色に染まります。

大山寺の境内には本堂のほか、奥之院(文殊堂)への遊歩道があります。文殊堂は断崖絶壁の上に建てられた懸崖造りの建物で、眼下に大山寺集落の全景を見渡せます。所要時間は大山寺本堂まで往復30〜40分、文殊堂まで往復1時間が目安。拝観料は無料(一部エリアを除く)。

アクセス情報

Scèneより徒歩約10分(700m)または車2分。駐車場は大山寺参道入口付近に複数あり(無料・有料混在)。開門時間は境内自由(本堂は8:00〜17:00)。

大山環状道路と大山北壁の眺望

Scèneから車で5分の大山環状道路(県道45号)沿いには、大山北壁を正面に眺められるビューポイントが点在します。特に「大山ます池公園」付近からの眺めは、北壁の荒々しい岩肌と新緑・紅葉・雪のコントラストが鮮烈です。早朝、霧が谷間に漂う時間帯に訪れると幻想的な光景を楽しめます。なお、大山は日本百名山の一つで、夏季(7月〜9月)は山頂登山を楽しむ登山者も多く訪れます。山頂までのコースは大山夏山登山道(往復4〜5時間)が一般的です。

桝水高原と大山スキー場 — 車15分

Scèneから車で南東方向に約15分走ると、標高930mの桝水高原(ますみずこうげん)に到達します。夏季はリフト(片道500円程度)を使って高原の展望台まで登ることができ、日本海と弓ヶ浜半島を一望する絶景が広がります。高原にはキャンプ場や直売所があり、大山産の食材を使ったソフトクリームやジェラートも人気です。冬季(12月〜3月)は大山スキー場として営業し、初心者から上級者まで対応したコースが揃っています。

桝水高原から大山南壁側(溝口コース)へ抜けると、大山環状道路の絶景ドライブが楽しめます。特に烏ヶ山(からすがせん・標高1,448m)の鋭角な山容と、大山南壁の切り立った断崖の組み合わせは、大山北側からとはまた異なる雄壮な景観を呈します。

御机集落(みつくえしゅうらく)— 車25分

Scèneから大山南麓を経由して車で約25分の御机集落は、大山と茅葺き民家の組み合わせが「日本の原風景」として知られる写真の名所です。集落の田んぼに架けられた「かかし」も有名で、秋には稲穂と大山の美しい景色が広がります。5月〜6月の田植え期、9月〜10月の稲刈り期が特に撮影スポットとして人気が高く、SNSで広く拡散されています。集落の規模は小さく(世帯数は数十戸程度)、静かな農村風景を堪能できます。観光客は増えていますが、農家の私有地には立ち入らないよう注意が必要です。

皆生温泉(かいけおんせん)— 車30分

Scèneから日本海側の米子市へ向かって車で約30分、皆生温泉は山陰最大級の温泉リゾートです。日本海に面した海岸沿いに大型旅館が立ち並び、源泉温度60〜70℃の含食塩高温泉(食塩泉)は、神経痛・筋肉痛・疲労回復に効果があるとされます。1,000〜2,000円程度で立ち寄り入浴を受け付ける旅館もあり、Scèneでの滞在中に日帰りで訪れるのに適しています。海に沈む夕日と温泉の組み合わせは格別で、日本海の水平線に沈む夕景は多くの旅人を魅了しています。

皆生温泉から弓ヶ浜半島を北に進むと、米子水鳥公園(コハクチョウの越冬地として有名)や米子城跡(標高90mの山頂から湖と海を一望)も車でアクセス可能です。

境港・水木しげるロード — 車45分

Scèneから車で約45分(山陰自動車道利用で境港ICまで)の境港市は、漫画家・水木しげる氏の出身地として知られています。JR境港駅から続く「水木しげるロード」(全長約800m)には、鬼太郎・目玉おやじ・ねずみ男など153体のブロンズ像が立ち並び、年間200万人以上が訪れる山陰屈指の観光スポットです。沿道には妖怪グッズのショップや飲食店が軒を連ね、「妖怪神社」(境港市内)も外せないスポットです。

境港は日本海漁業の主要拠点でもあり、境港産マグロ・紅ズワイガニ・サバ・カレイなどの海産物が水揚げされます。駅前の「さかいみなと産直市場」では新鮮な魚介を手頃な価格で入手できます。Scèneのディナーコースにも境港・島根沖の魚介が使われることがあり、食の面でも関連が深い地域です。

水木しげるロード 基本情報

場所: 鳥取県境港市大正町(JR境港駅前〜水木しげる記念館) 入場: 無料(水木しげる記念館は有料:大人860円) 営業時間: 記念館9:30〜17:00(最終入館16:30) 定休日: 年中無休(記念館は年数回休館あり)

米子の食と市街地 — 車35分

米子駅周辺のグルメ

鳥取県西部の中心都市・米子(よなご)市は、Scèneから車で約35分。米子駅周辺には、地元の食材を活かした飲食店が集まっています。特に鳥取和牛(仔牛から育て上げた黒毛和牛)の焼肉店や、宍道湖のシジミを使った汁物を提供する定食店が人気です。地酒(日本酒)は「千代むすび」(境港市)や「久米桜」(米子市)が地域を代表するブランドで、酒蔵見学を受け付けていることもあります。

米子城跡とお堀

米子市内には江戸時代初期に築かれた米子城跡があります。現在は石垣のみが残りますが、標高90mの山頂からは中海・境水道・弓ヶ浜・大山を一望できる絶景スポットとして人気です。城跡一帯は「湊山公園」として整備されており、春(3月下旬〜4月上旬)の桜シーズンには多くの市民が訪れます。

隠岐の島へのフェリー — 境港から約2時間30分

Scèneから車で45分の境港フェリーターミナルから、隠岐の島(おきのしま)への定期フェリーが運航しています。境港発の隠岐汽船フェリーは西ノ島(別府港・所要約2時間30分)・海士町(菱浦港・所要約3時間)・隠岐の島町(西郷港・所要約3時間10分)を結びます。高速旅客船(レインボージェット)では西郷港まで約1時間40分。

隠岐の島は大陸棚の孤島として独自の生態系を育み、隠岐の岩牡蠣(Oki Islands Rock Oysters)・イワガニ・サザエ・アワビが名物食材として知られています。6月〜8月の夏季がベストシーズンで、透明度の高い海でのシュノーケリングや、牧場が広がる西ノ島でのサイクリングが人気です。隠岐の岩牡蠣はScèneのコースでも使用されることがあり、産地を訪れることで食材との関係を深く理解できます。

フェリー情報(隠岐汽船)

出発地: 境港フェリーターミナル(鳥取県境港市境台場町) 所要時間: 西郷港まで約3時間10分(フェリー)/約1時間40分(高速船) 運賃目安: フェリー2等 約3,000円〜、高速船 約5,000円〜 予約: 隠岐汽船公式サイトで事前予約推奨(繁忙期は早期完売)

周辺スポットまとめ — 距離と所要時間一覧

スポット Scèneからの距離 所要時間(車) おすすめシーズン
大山寺・参道 約700m 徒歩10分 春・秋
桝水高原 約12km 車15分 夏・冬(スキー)
御机集落 約25km 車25分 春・秋
皆生温泉 約28km 車30分 通年
米子市街 約30km 車35分 通年
境港・水木しげるロード 約45km 車45分 通年
隠岐の島(西郷港) 境港から海路 フェリー約3時間10分 夏季

大山の夜は、Scèneで

観光の後は、大山の森に佇むフレンチ・オーベルジュ Scèneで、山陰の食材を使ったコース料理と静かな一夜をお楽しみください。大山寺参道まで徒歩10分の森の中で、日常から切り離された時間を。

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